2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

小説の情景と生きる

鬱蒼とした緑が雨でつやつや濡れていると、「哀しい予感」みたいだなぁと思うし、夏の始まりや終わりにはつぐみに会いたくなるし、わたしの中にはだいぶ吉本ばななさんの文章や物語から受け取ったものたちが生きているんだなぁ — サチコ (@cho_co7) 2018年7…

"ほんとう"を見るちから

ずっと、ひとの気持ちをわかりたかった。 いつからそう思っていたか覚えていないけれど、わたしにとって大切なのは、一番に早く走れることや、テストでいい点数を取ることよりも、友達がたくさんいて、みんなで楽しく過ごせているかどうかだった。 幼い頃、…

叶わない思いをそっとしてしまう

恥ずかしい話だけれど、"ちゃんと切符を買えば遠くに行ける"こととか、"病院に行ったらちゃんと風邪は治る"こととか、そういうことを本当の意味で自覚したのがとても、遅かった。 フットワークは軽い方だけど、妙なところで「手の届く範囲でいいのだ」と思っ…

たとえてしまう

「彼氏にするなら何の動物がいい?わたしはね〜...」と聞いて人を戸惑わせたことがある。 「そんなこと考えたことなかった!」と彼女は笑ってくれたけど、こういうの、自分ではふつうだと思っていた。もしかしたら多少変わった癖なのかもしれない。的確にイ…